米Appleは9月12日にリリースした「iTunes 10.7」で、Windows版に影響を及ぼす多数の脆弱性を修正した。同バージョンは10月の刷新を前に公開されたもので、iOS 6のサポートを追加したほか、最新のiPod nanoとiPod shuffleにも対応している。
同社のセキュリティ情報によると、Windows版のiTunesにはWebKitのメモリ破損問題に起因する相当数の脆弱性があった。悪用された場合、細工を施したWebサイトをユーザーが閲覧すると、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがあるという。iTunes 10.7ではメモリ処理の改善によって、これら脆弱性を修正している。
iTunes 10.7はMac OS X v10.6.8以降と、Windows 7/Vista/XP SP2以降に対応している。
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