米Appleは、OS X向けのWebブラウザの更新版となる「Safari 6.0.2」を11月1日に公開し、深刻な脆弱性に対処した。
同社のセキュリティ情報によると、Safari 6.0.2ではWebKitに存在する2件の脆弱性を修正した。いずれの脆弱性も、悪質な細工を施したWebサイトをユーザーが閲覧した場合、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。
更新版のSafariは、OS X Lion v10.7.5とOS X Mountain Lion v10.8.2に対応する。一方、Mac OS X 10.6.8(Snow Leopard)向けと、Windows向けの更新版は、2012年5月にリリースされた「Safari 5.1.7」を最後に、バージョン6になってからは公開されていない。
このため情報処理推進機構(IPA)は10月の時点で、WindowsユーザーはSafariの使用を停止するよう勧告していた。
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