米Microsoftがメッセージングサービスの「Windows Live Messenger」を数カ月以内に終了し、Skypeに統合する──。米メディアブログのThe Vergeが複数の情報源の話として11月5日(現地時間)に伝えた。Microsoftが今週中にも発表するという。
Microsoftは5月に、Windows 8で「Windows Live」ブランドを消滅させると発表している。実際に、Windows 8の標準のメール、カレンダー、メッセージングツールは「Mail, Calendar, People, and Messaging」となっており、ブランドは付いていない。
また、Skypeのデスクトップ(WindowsおよびMac)版アプリの10月のアップデートで、SkypeにMicrosoftアカウント(Windows Live Messenger、Hotmail、Outlook.com)でログインできるようになっている。
Microsoftは2011年10月に、Skypeを約85億ドルで買収した。Skypeは現在、Microsoftの1部門「Skype Division of Microsoft」となっている。
これまでの経緯をみるとWindows Live MessengerのSkypeへの統合が実際に行われる可能性は高い。MicrosoftアカウントとSkypeアカウントの扱い(統合するのか併用するのか)がどうなるのかなど、気になるところだ。
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