これまでの情報によると、PS4はコードネーム「Orbis」と呼ばれており、プロセッサはAMD製のx64プロセッサ(8コアBulldozerとも言われる)、GPUもAMD製(Southern Islands世代とも言われる)、システムメモリが8Gバイト、VRAMが2.2Gバイト、Blu-ray DiscドライブとHDDを搭載する、という。
Cellプロセッサを搭載しないことからPS3タイトルの互換は不透明だが、PS4はストリーミングによるゲーム配信に対応し、PS3タイトルの互換にも活用されるとの情報がある。SCEは昨年、ストリーミングゲーム配信の米Gaikaiを3億8000万ドルで買収。Gaikaiは、サーバ側でゲームソフトを処理してネット経由で配信する技術に強みを持ち、家庭用テレビなどでもハイクオリティなゲームが楽しめるのが売りになっている。
コントローラにはPlayStation Vitaのようなタッチパッドが搭載されるといわれ、それらしきコントローラの写真も登場した(これはプロトタイプの1つという指摘もある)。また「Share」というボタンを装備するなど、PS4はサービスを含め全体的にソーシャルメディアとの統合が図られているという。
PS4と直接の関係は不明だが、SCE欧州法人がタブレット型のゲームコントローラの特許を出願しているとして話題になった。これは「EyePad」と呼ぶそうで(特許出願文書にそう書いてある)、昨年夏の出願という時期からも次世代機のコンセプトと何らかの関係はありそうだが……
PlayStation Meeting 2013は日本時間21日朝8時からUstreamによるライブ配信を行う予定。公式イベントページで視聴できるほか、ニコニコ生放送も日本語通訳付きでライブ配信する。
公式イベントページには予告動画に加え、「プレイステーションの軌跡」と題し、初代、PS2、PS3が登場した際の動画が追加されており、次世代機が登場する雰囲気が高まっている。
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