米Twitter傘下のTweetDeckは3月4日(現地時間)、Webアプリ版TweetDeckに集中するため、AndroidおよびiPhone版アプリと、Adobe AIR上で稼働するTweetDeck AIRの提供を5月に終了すると発表した。また、Facebookとの統合機能も終了する。
今後は、Webアプリ版とChromeアプリ版、Macアプリ版の機能強化に取り組むとしている。
TweetDeckは「ここ数年、コンピュータではTweetDeckを、モバイル端末では公式Twitterアプリを使うというのがトレンドになっている」とし、「われわれのユーザーのほとんど──全員ではないが──がそうしていると思う。アプリ版終了で不便をかけるユーザーには心から謝罪する」と語った。
Android版アプリが最後にアップデートされたのは2011年9月、iPhone版は2011年10月だ。
なお、「Twitter API」を採用しているサービスは3月5日までにバージョン1.1に対応する必要があるが、終了するTweetDeckアプリは対応しないまま5月まで提供を続ける。
Twitterは2011年5月にTweetDeckを買収し、デスクトップ版をパワーユーザー向け公式Webアプリと位置付けてきた。
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