ドミノ・ピザジャパンは3月7日、初音ミクコラボキャンペーンをスタートした。同日公開したピザを注文できるiPhoneアプリ「Domino’s App feat.初音ミク」には、配達情報をボカロ曲で知らせたり、ピザ箱をステージにしてミクの3Dモデルが踊るAR機能などを搭載。公式サイトには同社のスコット・オルガー社長が「君は初音ミクを知っているかい?」など、ミクやボカロ文化を英語で紹介する動画も掲載するなど盛りだくさんで、同社の本気が伝わってくる。
「Domino’s App feat.初音ミク」は、起動画面で初音ミクの3Dモデルが「ドミノ・ピザ」と歌うなど、ミクをフィーチャーしたデザインに。地図から現在地を選んで届け先を指定する機能では、地図上のピンがミクの姿になっている。ピザの制作・配達状況をチェックできる画面では、ドミノ・ピザのスタッフが制作した楽曲を再生。「トッピング」「焼成中」など状況に合わせ、再生される曲が変わる。
「ソーシャルピザカメラ機能」を搭載。ミクの3Dモデルの表情やポーズを組み合わせ、背景と組み合わせて自分だけの初音ミクの写真を撮ることができる。ピザカッターを持つミクの画像を、届いたピザを重ねて撮影し、ピザを切るミクの写真を撮る――といったことが可能。撮った写真はTwitterやFacebookで共有できる。
アプリで注文したM・Lサイズのピザは、ミクをあしらった特製ボックスで届く。アプリには、届いたピザボックスをライブステージにミクが歌うAR機能「Pizza Stage Live」機能も。ピザボックスにカメラをかざすとライブステージに変わり、ドミノのスタッフが作詞・作曲・衣装デザイン・振り付けしたスペシャルライブを楽しめる仕組みだ。
公式サイトでは、同社のスコット・オルガー社長が「君は初音ミクを知っているかい?」などと英語で語りかけ、ミクやボカロ文化、キャンペーンの内容を英語で紹介する動画を掲載。身振り手振りを加えながら、同社の「ボカロP」「絵師」「調教師」などキャンペーンを支えたスタッフ、アプリの機能などを紹介している。
キャンペーンに合わせ、ミクの“痛バイク”も制作。コンサート「HATSUNE Appearance」 の初音ミク仕様のドミノバイクが期間限定で、都内を走る。現物は「ニコニコ超会議2」(4月27日、28日に幕張メッセで開催)で、時間限定で公開する。
同社は店員がオリジナルボカロ曲を作るプロジェクト「ドミノクルー・ボカロプロジェクト」を昨年11月から展開し、オリジナル曲や「踊ってみた」動画を公開してきた。同社のボカロ曲への熱意は「初音ミク」の発売元であるクリプトン・フューチャー・メディアに伝わり、このほど、ドミノ・ピザが初音ミクが公式パートナーとなり、コラボキャンペーンが実現した(「ピザ関係ないじゃん」の声に負けず……ドミノ・ピザ店員がボカロPに、初音ミクと公式コラボへ)。
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