健康管理のための新サービス「SoftBank HealthCare」(ソフトバンク ヘルスケア)も発表した。まずは、米で人気という腕輪型のヘルスケア端末「Fitbit Flex」で対応。腕に巻くと、歩数や睡眠時間などを計測し、Bluetoothでスマートフォンと同期して健康管理できる。専用アプリからは、看護師や栄養士などに健康相談したり、活動量と今の顔写真をベースに20年後の顔写真を合成するといったことも可能だ。サービスは今夏以降スタート予定。月額490円(端末代含む)。
スマートフォンの機種数を絞り、発表会の多くの時間をネットワーク品質とヘルスケアサービスの説明に割いた孫社長。「スマートフォンはソフトやOSを更新できるため、各社ともソフト面で差別化しづらくなっている」とし、「従来のように、細かな違いで20、30機種のバラエティを出すというよりは、機種は絞り、新しいサービスやシニア向けなど従来で取りこぼしていた部分や新しく幅を広げる部分に特徴を出していく」と話した。
ネットワーク品質を強調した背景には、Sprint買収に向けた技術力をアピールする狙いもある。ソフトバンクがAndroid端末で利用しているSoftBank 4G(AXGP/TD-LTE)は2.5GHz帯を利用しており、米国では同帯域を、Sprintが買収を表明している米Clearwireが保有している。
「われわれは2.5GHz帯をすでに持っていて、TD-LTE互換のサービスを世界で唯一、商用サービスとして大々的に展開している。SprintのTD-LTEを最も確実に実現できるパートナーはソフトバンク。SprintにもDISH Networkにもそのノウハウはない」
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