米Evernoteは5月23日(現地時間)、クラウドベースの情報ツール「Evernote」にリマインダー機能を追加したと発表した。Mac版、iOS版、Webアプリ版のEvernoteで、ノートに時間指定でリマインダーを設定できる。他のプラットフォーム(Androidなど)でも“間もなく”利用できるようにするという。
例えば旅行の持ち物リストを出発1時間前に確認できるようにしておくといった使い方ができる。
ノートの編集画面に追加された目覚まし時計のアイコンをクリック(タップ)して表示されるダイアログでプッシュ通知をしたい日時を設定する。
リマインダーは対応するプラットフォーム上にポップアップ表示される他、オプションでメール通知も可能だ。
リマインダーを設定したノートは、自動的に「リマインダー」ノートブックになり、ノートブックリストの上部に表示される。リマインダーノートブックではノートがアラームの設定時間順に表示されるので、簡易予定表として利用することもできる。
Evernoteは公式ブログで、この機能の便利な使い方を幾つか紹介している。例えば、「プレゼント」ノートブックを作成し、友達の誕生日や記念日とプレゼント候補を1つずつのノートにし、当日の1週間前にリマインダーを表示するように設定しておけば、記念日を忘れたりプレゼントが間に合わないこともない。ただし、リマインダー機能には今のところ繰り返しの設定はないので、毎年設定し直す必要がある。
Evernoteは来年発売予定の米Googleのウェアラブルコンピュータ「Google Glass」向けのアプリを提供する。リマインダーはGlassware(Glass用アプリ)に最適な機能といえるだろう。
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