クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)の活動母体・コモンスフィアはこのほど、作家が自らの作品を基にした2次創作同人誌の即売会での配布を認める「同人マーク」のデザインを発表した=写真=。まずは、8月末の「少年マガジン」でスタートする赤松健さんの新連載カラーページに掲載される。
同人マークは、作品をそのまま複製するデッドコピーは禁止し、2次創作作品の即売会での配布のみを許可する意思表示ツール。環太平洋経済連携協定(TPP)への日本の参加で著作権侵害が非親告罪化される可能性が出てきている中、「警察の萎縮効果を狙う」と赤松さんが提案。7月にデザイン案を公募していた。
応募121案の中から選ばれたのは、万年筆のモチーフとアルファベットの「OK」を組み合わせたデザイン。「かすり」さんの作品だ。
同人マークの付いた作品の利用条件は、8月末をめどにコモンスフィアのWebサイトに掲載する。
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