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CEOを降ろされたドーシー氏はザッカーバーグ氏に電話を──Twitter歴史本、11月5日に出版

» 2013年10月10日 08時33分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 年内に新規株式公開するとみられる米Twitterの歴史をつづる書籍「Hatching Twitter」が11月5日にPenguin/Portfolioから出版される。同書の一部が10月9日、New York Timesに転載された。

 hatching

 著者はNew York Times他で活躍する記者、ニック・ビルトン氏。本書では、Twitterの前身ともいえる米Odeoまでさかのぼり、共同創業者ら(ジャック・ドーシー氏、エバン・ウィリアムズ氏、ビズ・ストーン氏と、“忘れられた創業者”、ノア・グラス氏)の確執や米Microsoftや米Facebookからの買収提案、“アラブの春”でサービスが果たした役割などが約300ページにわたって語られている。

 Ner York Timesの抜粋では、ドーシー氏(現在はTwitterの会長を務める他、米Squareの創業者でCEO)が2008年にCEOの座を奪われた後、自らFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOに電話をかけて入社の可能性を話し合ったというエピソードや、2011年にウィリアムズ氏が同社での役割を縮小した舞台裏などを読める。

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