米Googleは10月29日(現地時間)、統合メッセージングサービス「Hangouts(日本では「ハングアウト」)とソーシャルサービス「Google+」に多数の新機能を追加すると発表した。それぞれの新機能は今後段階的に提供(ローリングアウト)していくという。
当初Google+の1機能だったハングアウトは、5月の「Google I/O」で再定義され、Google+のビデオチャット機能、メッセージング機能、Gmailのチャット、Google Talkの総称になった。
Android版ハングアウトで、ハングアウト内でのSMS(電話番号によるテキストメッセージングサービス)の送受信とGIFアニメの投稿が可能になり、現在地を1タップで投稿できるようになる。現在地の投稿は、投稿画面にGoogle+のAndroidアプリの投稿欄と同様にマーカー(Google Mapsの位置を表示するアイコン)が表示されるようになり、これをタップすると現在地が地図付きで表示される。
間もなくリリースされる次期バージョン「Android 4.4(コードネーム:KitKat)」では、ユーザーは設定画面で「規定のSMSアプリ」を設定できることになっている。ユーザーはハングアウトをデフォルトのSMSアプリとして指定することもできるわけだ。
また、ライブストリーミング機能「Hangouts On Air」にスケジューリング機能が追加され、放送を事前にプロモーションするページが利用できるようになる。放映中に参加者を排除したりリモートで音声をミュートできる「Control Room」機能が追加される。
モバイルでもデスクトップでも、フルスクリーンで表示できるようになる。また、Webカメラの明るさを自動調整する機能も追加される。
Google+の「写真」に追加される主な新機能は以下の通り。
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