米Microsoftが11月22日に北米で発売した「Xbox One」の製造原価は471ドルと、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション 4」(PS4)の製造原価より約90ドル高い──。米調査会社のIHS iSuppliが26日、独自の調査結果を発表した。
Xbox Oneの米国での販売価格はPS4より100ドル高い499ドル。販売価格と製造原価の差額はPS4よりは大きいが、それでも粗利益は28ドル以下になる。
パーツとして最も高価なのは、AMD"Jaguar"8コアとAMDのRadeonベースのGPUを搭載するSoCで、IHS iSuppliは110ドルと推定した(PS4のSoCは約100ドル)。次はKinectで75ドル。SK Hynix製のメモリは60ドルと、PS4より約28ドル安い。これは、PS4のGDDR5より古いDDR3を採用しているためという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR