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番号そのままでスマホ通話料を半額に 「楽天でんわ」、フュージョンが投入

» 2013年12月05日 14時17分 公開
[ITmedia]

 「スマホの通話料に改革を」――楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズは12月5日、スマートフォンの通話料を半額にするとうたう「楽天でんわ」サービスを始めた。専用アプリから電話をかけると、LTEスマートフォンの一般的な通話料の半額となる30秒10.5円で国内通話できる。

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 初期費用や月額基本料は無料。専用のWebサイトから電話番号やクレジットカード情報などを登録した上で、iOS/Androidアプリをスマートフォンにインストールして通話すると、フュージョンの電話回線を経由して音声を届ける。スマートフォンだけでなく、フィーチャーフォンや固定電話にもかけられる。

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 電話をかける際、番号の頭に自動で「0037-68-」を付けることでフュージョンの電話回線を経由する仕組みだが、着信先には「0037-68-」は表示されず、利用中の携帯電話番号が通知されるため、電話を受ける側も違和感がないという。

 パケット通信を利用した無料通話アプリとは異なり、移動中の通話の途切れや、聞き取りにくいといった音質の問題もないとしている。通話料100円につき「楽天スーパーポイント」が1ポイント付与される。

 アプリに「無料通話リスト」機能を備えた。家族間や同キャリア間など、キャリアが無料通話を提供している番号を登録しておけば、「0037-68-」を付けずに発信でき、従来通り無料通話が利用できる。

 普及が進んでいるLTEスマートフォンは、標準プランの通話料は各社一律30秒21円。基本料金に無料通話分も含まれておらず、ユーザーの通話料単価は増加傾向にあると同社は指摘する。「日本の通信環境をドラスティックに変えるという創業当初のコンセプトの下、今後もユーザーベネフィットを徹底的に追求したサービスを創出する」としている。

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