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シグマ、高級コンデジ新製品「SIGMA dp」 センサー、ボディも「一から開発し直した」

» 2014年02月12日 12時13分 公開
[ITmedia]
画像 SIGMA dp2

 「本格的な芸術表現をより身近にする」――シグマはこのほど、独自の「Foveon」センサーを搭載した高画質コンパクトデジタルカメラ「SIGMA dp」シリーズ(コードネーム:Quattro)を開発したと発表した。センサーやエンジン、レンズ、ボディなどを「一から開発し直した」という。

 単焦点レンズを搭載し、35ミリカメラ換算で約28ミリ相当の「dp1」、同45ミリ相当の「dp2」、同75ミリ相当の「dp3」をラインアップする。発売日・価格は未定。2月13日に開幕するカメラと写真の総合展示会「CP+」(パシフィコ横浜)に出展する。


画像 SIGMA dp2
画像 SIGMA dp2

 RGB 3層のフォトダイオードを重ね、光の情報を垂直方向にまるごと取り込めるセンサー「Foveon X3 SENSOR Quattro」を搭載。輝度情報はトップ、色情報はトップとミドル、ボトムの3層で取り込み、解像度アップやノイズ特性の向上、データ処理の高速化を実現した。センサーサイズは23.5×15.7ミリ、有効画素数は約2900万画素。

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