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Microsoft、Kinect抜きの「Xbox One」をPS4と同額の399ドルで発売へ

» 2014年05月14日 07時06分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは5月13日(現地時間)、昨年11月に499ドルで発売したゲーム端末「Xbox One」で、コントローラー「Kinect」無しで100ドル安い399ドルの廉価セットを販売すると発表した。

 399ドルというのは、Xbox Oneの競合であるソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション 4」(PS4)の販売価格。PS4も昨年11月に発売され、4月時点での世界での累計販売台数は700万台

 Microsoftは4月、Xbox Oneの小売店向けの世界累計販売台数が3月末時点で500万台を突破したと発表しており、PS4に大きく水を開けられている。

 kinect 上からKinect、本体のコンソール、無線コントローラー

 この廉価セットは、現在Xbox Oneを販売している地域で6月9日に発売する。Kinect付きの標準セットは499ドルのまま販売を継続する。日本ではXbox Oneは9月4日に発売されるが、まだ価格は発表されていない。日本でも2種類のセットが販売されるかどうかは不明だ。

 Kinectは、ジェスチャーや音声で端末を操作するためのコントローラー。Kinectがないと音声での起動などはできないが、無線コントローラーだけでもゲームはプレイできる。

 Xbox One向けのKinectは、現在は単体では販売していないが、廉価セット購入者向けに今秋に発売する計画という。Xbox 360版Kinectの発売当時の価格は149.99ドルだった。

 Microsoftはまた、これまで有料メンバーシップ「Xbox Liveゴールド」でのみ利用できたゲームやサービスの一部を、6月から無料で利用できるようにする。例えばMachinima、Twitch、UploadなどのサービスがXbox Liveのアカウントのみで利用できるようになる。

 xbox Xbox Liveアカウントで利用できるようになるサービス一覧

変更履歴:当初マルチプレーヤー機能などがゴールド以外でも利用できるようになるとしていましたが、誤りです。お詫びして訂正します。[2014/5/14 10:00]



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