米Hewlett-Packardは5月22日(現地時間)、第2四半期(2〜4月)の業績発表で、1万1000人〜1万6000人の人員を削減する計画を発表した。
同社は2012年5月から累計で既に3万4000人を削減しており、今回の発表はそれに続くものだ。
2013年の年次報告書(リンク先はPDF)によると、2013年10月末時点の総従業員数は約31万7500人なので、約5%の人員削減に相当する。
メグ・ホイットマンCEOは発表文で「われわれは徐々に、より機敏で、低コストで、顧客とパートナーを重視する企業に変わりつつある」とし、HPの方向転換は順調に進んでおり、四半期ごとに改善が進んでいると語った。
同四半期の売上高は前年同期とほぼ同じ273億900万ドル、純利益は18%増の12億7300万ドル(非GAAPベースの1株当たり純利益は88セント)で、売上高はアナリスト予測(売上高が274億ドル、純利益が88セント)をわずかに下回った。
第3四半期(5〜7月)については、非GAAPベースの純利益を1株当たり86〜90セントと予想。通年の予測は、非GAAPベースの純利益を1株当たり3.63〜3.75ドルとした。
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