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ストレージ&バッテリー内蔵iPhoneケース「mophie space pack」国内発売 写真や音楽を外付け保存

» 2014年05月29日 16時31分 公開
[山崎春奈,ITmedia]

 米mophieは5月29日、iPhone 5S/5用の世界初のストレージ内蔵バッテリーケース「mophie space pack」を日本市場で発売した。ストレージ容量16Gバイトが1万6800円、32Gバイトが2万800円(いずれも税別)。全国の家電量販店やECショップで購入できる。

photo カラーは黒と白の2種

 1700mAhのバッテリーと、16G/32Gバイトのストレージを内蔵したケース。iPhoneのLightningコネクタと接続する形で装着して利用する。外部ストレージを備えたケースは世界で初めてで、米国では今年3月に販売を開始し、工場をフル稼働して生産しても間に合わないほどの人気を集めているという。

photo 保存ファイルは自動で分類
photo アプリ上で再生できる

 ストレージ内のファイルは専用無料アプリ「Space」を通して整理・閲覧する。カメラロールから任意のものを選んで保存できるほか、ワンタッチで同期する機能もある。PCから移送したファイルも含め、形式によって写真や音楽、書類に自動で分類され、動画や音楽はアプリ内で視聴できる。

photo バッテリー機能のみの「Juice Pack」(左)との比較。大きさや重さはほぼ変わらない。「space pack」のボタンは銀色で、バッテリー残量の確認とアプリ起動ボタンになっている

 背面のLEDインジケータでバッテリーの残量を確認でき、必要な時にスイッチを入れると本体への充電を始める。ケース内蔵バッテリーへの充電はmicro USBポートから行い、iPhoneとspace packを同時に充電できる。大きさは、14.4(高さ)×6.5(幅)×1.6(厚さ)センチで、重さは約80グラム。

 バッテリーケース「Juice Pack」を世界130カ国以上で販売するなど、世界展開を進める同社。iPhoneユーザー率が高い日本市場には大きな期待を寄せているという。ジェームズ・ガードナーセールスマネージャーは「バッテリーにケーブルをつなげて充電するのはもう遅れた行為。バッテリーケースの快適さは1度味わうと手放せない。効率的で高品質なものを求める日本のユーザーにぴったりのはず」と意気込む。

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