米Cisco Systemsは6月10日(現地時間)、年次予測「Cisco VNI Service Adoption Forecast, 2013-2018」を発表した。
この予測は、ビジュアルネットワーキングアプリケーションの影響を追跡し、予測することを目的とした継続的なイニシアティブ、「Cisco Visual Networking Index(VNI)」の一環として作成されたものだ。
VNIによると、世界のインターネット人口は、2013年は25億人で、2018年には40億人に上り、総人口の51%を占めるという。
ネットワークに接続する端末の総数は、2013年の120億台から210億台に増加する。端末のタイプ別では、スマートフォンとタブレットの伸びが大きいが、それ以上にいわゆる「IoT(物のインターネット)」端末が急増し、2018年には全端末の35.2%を占めるようになるという。2018年にはPCは全体のわずか7%になる。
年間のインターネットトラフィックは20%以上増加し、2018年には1.6ゼタバイト(ゼタバイトは10の21乗)を超える見込み。
トラフィックの種類別では、2013年に既に全体の57%を占めていたインターネット動画が成長し、2018年には75%に達するという。
動画トラフィックの増加は、視聴回数が増加するだけでなく、動画品質の向上も反映している。2013年には動画トラフィックの76%が標準解像度だったが、2018年には高精細動画が46%を、超高精細動画が8%を占めるようになる。
この他の多様な分析についてはCiscoのページを参照されたい。
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