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LINE事業4〜6月期、売上高2.5倍の182億円 アジアや中南米でユーザー増

» 2014年07月31日 18時14分 公開
[ITmedia]

 LINEは7月30日、14年4〜6月期の連結業績(監査未完了)を発表した。売上高は前四半期比17.5%増の212億円。うちLINE関連事業の売上高は182億円を占め、前四半期比25%増、前年同期比約2.5倍となった。

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 LINEのユーザー数は6月に4億7000万を突破。インドネシアなどのアジア諸国、メキシコやコロンビアなどの中南米諸国を中心に、グローバルでユーザー数を伸ばしているという。

 ユーザーが自作スタンプを販売・購入できる「LINE Creators Market」は、5月8日の販売開始から1カ月で販売総額が1億5000万円を超えるなど急成長。ユーザーとクリエイター双方のニーズに対応しながら、世界展開でもローカライズの足がかりにするとしている。

 その他の有料スタンプも同期間に月間最高販売額を更新。特に、6月に提供を始めた「アニメーションスタンプ」が売り上げをけん引しているという。

 ゲーム事業は、7月から欧米や東アジアでも提供を始めた「LINE:ディズニー ツムツム」が好調。「LINE クッキーラン」「LINE レンジャー」など人気ゲームの世界展開とプロモーションのほか、各国向けに特化して開発したゲームも提供し、海外での普及促進と売り上げ増加を目指す。

 広告事業では、企業による公式アカウントや広告スタンプの利用が世界各国で増加した。今後は利用企業の顧客データベースと連携し、公式アカウントの機能を拡張する「LINEビジネスコネクト」の活用も促進するとしている。

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