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日本通信、「値上げ難民」向け大容量SIM LTEが月7Gバイトで2980円

» 2014年09月02日 11時02分 公開
[ITmedia]

 日本通信は9月1日、データ通信SIMカード「b-mobile X SIM」の新プランとして、月7GバイトまでLTEの高速通信を月額2980円(税別)で使える「プランFlat」を9月5日に発売すると発表した。大手がプラン体系を変更して実質値上げに踏み切る中、プラン選択に悩む「値上げ難民」向けをうたっている。

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 月7GバイトまではNTTドコモのLTEで高速通信し、使い切ると通信速度は200Kbpsに制限がかかる。初期費用のパッケージ料金は3000円(税別)で、SIMカードのサイズは標準/micro/nanoの3種類から選べる。

 データ通信をあまり利用しない人向けに低容量で価格を抑えて提供するという従来プランと異なり、大容量の高速通信を利用できる「値上げ難民」に向けたサービスをうたう。

 同社は「携帯事業者が月々のデータ通信使用量の標準を月々7Gバイトから3Gバイト、更には2Gバイトへと低下させる中、スマートフォンやタブレットを高度に使いこなしているユーザーは選べる料金プランがありません」「MVNOは、携帯事業者が出来ない、あるいはやりたくない通信サービスを実現するのが本質」と、大手キャリアのプラン変更に伴って提供を決めたと説明している。

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