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ソフトバンクも他社iPhone下取り ドコモ対抗、最大4万3200円 Androidやガラケーも対象

» 2014年09月16日 15時06分 公開
[ITmedia]

 9月19日のiPhone 6/6 Plus発売を前に、キャリア間の顧客争奪戦が過熱している。ソフトバンクモバイルは16日、他社からの乗り換え(MNP)で「スマ放題」に加入すると、他社の携帯電話を最大4万3200円で下取りし、代金を月額利用料から割り引く「のりかえ下取りプログラム」を19日にスタートすると発表した。

 NTTドコモも、MNPで自社iPhoneに乗り換えた顧客向けに、他社のiPhoneを下取るプログラムを提供すると発表しているが、ソフトバンクはiPhoneだけでなくAndorid端末やフィーチャーフォンも対象。買い取り価格は、iPhone 5/5sはドコモと同じ、4sはやや高額に設定している。

 KDDI(au)は、他社端末の下取りプログラム提供予定は「現時点ではない」としている。


画像 ソフトバンクの下取り価格表
画像 ドコモの下取り価格表

 ソフトバンクの他社iPhone下取り価格(税込)は、5sの64Gバイトが4万3200円、5cの32Gバイトが3万6720円、5の64Gバイトが3万2400円、4sの64Gバイトが2万240円など。Android端末/フィーチャーフォンの下取り価格は、GALAXY S5とXperia Z2、Xperia ZL2が4万3200円、その他が2万4240円。キャンペーンは10月31日まで。

 NTTドコモの下取りはiPhoneのみが対象で、ドコモポイントで還元する。ポイントを割引きに利用する際は、税別価格から割り引かれる。下取り価格は、5sの64Gバイトが最大4万円相当、5cの32Gバイトが最大3万4000円相当、5の64Gバイトが最大3万円相当、4sの64Gバイトが最大2万円相当、4の32Gバイトが最大1万2000円相当、3GS、3Gは最大1万1000円相当のポイントとなっている。キャンペーンは10月31日まで。

 ソフトバンクは同日、指定機種からiPhone 6/6 Plusなどに機種変更したユーザー向けの割引きキャンぺーン「タダで機種変更キャンペーン」の割引額増額も発表している。

お詫びと訂正

初出時、「ソフトバンクの買い取り価格はドコモより高額」と表記していましたが、「iPhone 5/5sはドコモと同じ、4sはやや高額」の間違いでした。お詫びして訂正します。


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