日本デザイン振興会は10月1日、2014年度グッドデザイン賞を発表した。最高賞となる「大賞」候補にはシグマのデジタルカメラ「dp Quattro」やソニーの4K超短焦点プロジェクターなど9点が選ばれた。投票などを経て11月4日に大賞を発表する。
グッドデザイン賞は3601件が対象となり、1258件・801社が受賞。そのうち特に優れたデザインについて、先駆性などに基づき大賞候補として選出した。
シグマのdp Quattorは今年6月に発売され、「Foveon X3 Quattroセンサー」搭載による高画質が特徴。ユニークな横型デザインなどが「コンパクトデジタルカメラの世界に新しい基軸を打ち出した」と評価された。
ソニーの4K超短焦点プロジェクターは、同社が進める「Life Space UX」プロジェクトから登場。壁際に設置するだけで最大147インチの大画面を投写できる超短焦点レンズを搭載している。
デンソーウェーブの産業用ロボット、ヤマハ発動機の電動アシスト車いすなども選ばれた。
10月31日〜11月4日に開く「G展」(東京ミッドタウン)で一般から投票を募り、さらに審査委員と受賞者の投票で大賞を決める。
昨年度はGoogleマップが大賞(総理大臣賞)として選出されたものの、政府が拒否したため、該当なしとなった。
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