米Googleは10月8日(現地時間)、テレビ用端末「Chromecast」のAndroidおよびiOSアプリをアップデートし、Google I/Oで予告したスクリーンセーバー設定機能「Backdrop」を追加したと発表した。同日から世界でローリングアウトしていく(本稿執筆現在、筆者の環境ではまだアップデートできない)。
Backdropは、キャストしていない間にテレビの画面に表示するスクリーンセーバーを設定する機能。従来はGoogleが提供する一連の画像がスクリーンセーバーとして表示され、カスタマイズできなかった。Backdropでは、スクリーンセーバーとして以下のコンテンツを表示できる(今後追加されていく見込み)。
Google Cultural Instituteとは、世界の美術館や博物館、オンラインアーカイブと協力して文化遺産を公開するプロジェクト。Backdropで世界の美術館のアートを表示できる。
表示される画像に興味を持ったら、キャスト元の端末のGoogle Nowで「What’s on my Chromecast?」と音声で問いかけると画像の概要が端末に表示される。アート作品であればその概要が分かり、衛星画像であれば端末のGoogle Mapsで場所を確認できる。日本では今のところ利用できないが、例えばNew York Timesのヘッドラインが表示されたら端末で概要を表示し、そのまま記事ページに飛べるようだ。
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