米新興企業Matchstickは9月30日(現地時間)、MozillaとともにFirefox OS搭載のストリーミング端末「Matchstick」プロジェクトを米Kicksterterで立ち上げた。
同社のショーン・バウ氏はMozillaの公式ブログで、「GoogleのChromecastが発表されたとき、その可能性に期待したが、オープンではないのでがっかりした」ので、完全にオープンなストリーミング端末の発売を思い立ったと語った。ソフトウェアだけでなく、ハードウェアの仕様もオープンだ。
MatchstickはChromecastと同様に、テレビやディスプレイのHDMI端子に挿して使う。Wi-Fiネットワークに接続すれば、Firefox、Chrome、iOS、Androidの画面をテレビやディスプレイの大画面にミラーリング(Matchstickは「Fling」と呼ぶ)できる。また、ほとんどのChomecastアプリは既にバイナリコンパチブルになっているという。
プロジェクトが成立すれば、来年2月に25ドルで発売する計画(Chromecastは35ドル)。
Matchstickは開発者に対し、アプリ制作に参加するよう呼び掛けている。
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