「これはスマートウォッチではなく“スーパーウォッチ”だ」――ワイヤレス活動量計の製造・販売を手掛ける米Fitbitは、心拍計などを備える腕時計型ウェアラブル端末「Fitbit Surge」を2015年初旬に日本で発売する。来日した同社のウッディ・スカルCRO(Chief Revenue Officer)が明らかにした。
Fitbit Surgeは、歩数や移動距離、消費カロリー、睡眠時間、昇降階段数、心拍、GPSによる位置情報などを計測できる腕時計型デバイス。タッチスクリーン液晶ディスプレイ(20.88×24.36ミリ)でこれらの情報を閲覧できるほか、ワイヤレス通信によってデータをWeb上に自動送信し、PCやスマートフォンで自分の活動記録や健康状態を確認することもできる。
1回のフル充電で約7日間の連続駆動が可能なほか、専用スマートフォンアプリと連携させれば(1)着信通知、(2)テキストメッセージの通知、(3)音楽再生機能のコントロール――なども行える。スカルCROは「Fitbit Surgeはヘルスケアやフィットネス分野にフォーカスしつつ、一般的なスマートウォッチの機能も備えた“スーパーウォッチ”だ」と説明する。
日本での価格は未定だが、米国での販売予定価格は249.95ドル。カラーはブラック、ブルー、オレンジの3色展開。YouTubeでは紹介動画も公開している。
同社はこのほか、リストバンド型ワイヤレス活動量計「Fitbit Charge」「Fitbit Charge HR」も2015年初旬に日本で発売する。米国での参考価格は心拍計付きのFitbit Charge HRが149.95ドル、心拍計なしのFitbit Chargeが129.95ドル。
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