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もう“スカスカおせち”と言わせない――GROUPONが4年ぶりおせち販売、“ぎっしり”“遅れず”配送へ(2/2 ページ)

» 2014年11月13日 13時10分 公開
[岡田有花,ITmedia]
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3つの体制で「質の高い商品を約束通りに」届ける

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 販売するのは、和食店「銀座 馳走そっ啄」の2段重(4万3200円)や、スペイン料理店「レ・ストゥディ」の2段重(3万円)、毛ガニ付きの「海の幸厳選おせち」2段重(1万5800円)など17種類。発表会場で展示されていたサンプルおせちは、中身がぎっしり詰まった充実した内容だった。

 「質の高い商品を約束通りにお届けする体制を整えた」と、グルーポン・ジャパンの根本啓CEOは話す。事件直後から行ってきた改善に加え、おせち販売専用に、取引先の選定や配送体制、顧客サポート体制を築いた。

 おせち制作元は、過去3年間におせち販売実績があり、制作元に起因する事故がないことを基準に選定。おせちの内容も事前に確認したという。配送時は、倉庫や営業所などで着荷日時を確認し、遅れがないかチェック。万一、商品や配送に問題が起きた場合は、代替品を速やかに配送する。おせちの問い合わせ専用窓口を通常の窓口とは別に設け、問い合わせ対応を行う。


画像画像 おせちの例

 割引価格で販売する商品は少なく、ほとんどが通常価格での販売となるが、商品によっては、特製のぽん酢や年越しそばを付属するなど“お得感”を演出。販売数は非公開だが、「注文に応じて柔軟に対応できる」体制という。また、昨年に続き今年も、5人の有名シェフが作った「夢のおせち」をプレゼントするキャンペーンも実施する。

画像 グルーポン・ジャパンの根本CEO(左)と、スペイン料理店「レ・ストゥディ」のオーナーシェフ、ジョゼップ・バラオナ氏
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