電通と電通テックは12月10日、タレントのマツコ・デラックスさんをモデルにした等身大アンドロイド「マツコロイド」の写真を公開した。黒いワンピ−スを着て座った状態の写真で、マツコさんの体型や顔、表情がリアルに再現されている。
エーラボ、ナチュラルエイトと共同で開発したアンドロイドで、人間そっくりの「Geminoid」で知られるアンドロイド研究の第一人者・石黒浩 大阪大学教授(エーラボ技術顧問)の監修のもとに誕生した。
マツコさん本人の頭からつま先にまで全身を型取りし、表情やしぐさ、くせなども研究した上でリアルに再現したという。基本的には座ったままで、上半身だけが遠隔操作で動く予定。ヘッドギアのような機器を装着して遠隔操作すると、操作している人の口や首の動き、表情をそのまま再現できるという。また、マツコさんの声も再現できるよう調整しているという。
デジタル技術を駆使したノンヒューマン・タレント開発事業「デジタレ」の第1弾。アンドロイドタレントとしてデビューした後、番組出演にとどまらず、イベントやCMでの出演など多方面で活動していく。
マツコ・デラックスの等身大アンドロイド「マツコロイド」誕生 本人の全身型取りリアルに再現 石黒教授監修
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