ライカカメラジャパンは12月15日、「ライカMレンジファインダーシステム」の誕生60周年を記念した特別限定モデル「ライカM Edition 60」を20日に発売すると発表した。全世界600セットの限定販売で、価格は232万2000円(税込)。
デジタルカメラではあるものの、シャッタースピード、絞り、フォーカシングなど写真撮影に必要な最低限の機能のみを集中して搭載。背面には液晶ディスプレイがなく、ISO感度設定ダイヤルのみだ。フレーミングとフォーカシングはビューファインダー(0.68倍、有効基線長47.1ミリ)をのぞいてマニュアルで行う。
機能や設定に気を取られることなく、フレーミングと絞りとシャッタースピードの設定、シャッターを切るという「写真撮影の本質」に集中できる──というコンセプト。「フォトグラフィーの真のクリエイティブな側面をテクノロジーが副次的にサポートするという『アート』を改めて具現化している」という。
Mマウントのレンズを装着して使用できる(ホロゴンなど一部レンズは不可)。デザインは最新モデル「ライカM-P」をベースにAudiとコラボ。ボディにはステンレススチールと特殊エンボス加工の本皮を使用し、高級感ある仕上がりになっている。価格にはズミルックスM 35ミリF1.4 ASPH.レンズも含まれる。
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