使えない乾電池は「バウンドするから分かる」は間違い まだ残量ありかも──米研究
バウンドしても電池を捨てないで──“落としてバウンドしたら残量なし”という、ちまたに出回っている「残量のない乾電池の見分け方」は正確ではない、という研究結果を米プリンストン大学が発表した。バウンドしても半分残っている場合もあり、「未使用かどうか見分ける役にしか立たない」という。
“使えない乾電池の見分け方”はネット上の動画などを通じて広まった。机の上などに電池を落とし、バウンドしなかったらOK、バウンドしたら使用済み──というものだ。
同大のダニエル・スタインガート准教授らはこれが本当かどうかを調べた。透明な筒の中に10%刻みの残量ごとに電池を落とし、バウンドする高さを調べたところ、残量が半分から残量0まではバウンドする高さが同じだった。
そもそもなぜバウンドするのだろうか。研究チームはX線スキャンなどをして調べた。アルカリ乾電池の負極には亜鉛が使われており、電池を使うと亜鉛が酸化亜鉛に変化する化学反応が進む。この時、酸化亜鉛は亜鉛の粒子と粒子の間をつなぐ橋のようになる。この「スプリングのネットワーク」が電池内部に形成されていき、バウンドするようになるのだという。
これはそれほど驚くべきことではないのだという。ゴルフボールの特許の多くでは、充填剤として酸化亜鉛を使っているからだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
4
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
5
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
6
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
7
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
8
ANAの予約情報に不正アクセス、JALと同じ委託先経由で 個人情報をのぞき見た痕跡も
-
9
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
10
渦中のGMO、熊谷代表の発信は“火に油”か? 「経営トップが自ら広報」の功罪
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR