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Gunosy上場 初値は公開価格と同じ1520円

» 2015年04月28日 11時14分 公開
[ITmedia]

 ニュースアプリ事業を展開するGunosyが4月28日、東証マザーズに上場した。初値は公開価格と同じ1520円。直後に1680円まで上げたが、1502円まで下げる場面もあった。

 2012年11月に設立。ニュースアプリ「Gunosy」を運営し、KDDIなどが出資している。Gunosyを活用した広告商品「Gunosy Ads」やマーケティングソリューションの販売などが収益源。同アプリの累計ダウンロード数は2月末時点で866万。主幹事は野村証券。

 成長戦略として、(1)「将来収益を生むための最も効率の良い資金使途」というテレビCMなど広告宣伝への投資、(2)「グノシーマンガ」「グノシー占い」などコンテンツのリッチ化、(3)ユーザーインタフェースの一新による滞在時間向上、(4)ネイティブアド記事内に動画を入れるなど、高単価広告商材の開発──を挙げている。

 2014年5月期の売上高は3億5900万円、営業損益は13億5800万円の赤字、最終損益は13億9300万円の赤字。15年5月期は売上高30億400万円、営業損益は5100万円の黒字、最終損益は500万円の黒字と、黒字転換を見込んでいる。

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