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Facebook、ネイティブ広告ツールを発表 Audience Networkのパブリッシャー向け

» 2015年05月07日 15時39分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Facebookは5月6日(現地時間)、昨年の開発者会議F8で発表したモバイルアプリ向け広告ネットワーク「Audience Network」で使える各種ツールを発表した。

 Audience Networkの広告は、アプリ内のバナー、インタースティシャル(ページのダウンロード時やアプリの起動時に表示される広告)、ネイティブ(アプリ内に埋め込まれる広告)の3種類で表示される。Facebookによると、この中でネイティブ広告が最も好調で、開発者の広告収益の半分以上はネイティブ広告によるものという。なお、Facebookが定義するネイティブ広告は、ユーザーのアクティビティを反映する、コンテンツとの関連性の高い広告ということで、広告には「SPONSORED」と明示される。

 同社が発表した新ツールは以下の3つ。

Native Ad Templates

 パブリッシャーがネイティブ広告のサイズやフォント、背景色などを簡単にカスタマイズするための「Native Ad Templates」。

 facebook 1 Native Ad Templates

Native Ad Management Tools

 「Native Ads Manager」は、アプリ内で最適なタイミングで最適な広告を自動的に表示するツール。最高10本までのネイティブ広告をプリフェッチしておけば、自動的に広告が表示される。

Horizontal Scroll For Native Ads(カルーセル状画像広告)

 facebook 2 横スクロールで複数画像を表示する広告

 スマートフォンの狭い画面を最大限に生かすため、左右スワイプによる横スクロールで複数の画像を表示できる広告フォーマット。Googleも前日、モバイル検索広告で横スクロール(カルーセル式)で複数の画像を表示できる新しい広告フォーマットを発表している。

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