米航空宇宙局(NASA)は7月18日、探査機「ニューホライズンズ」が撮影した冥王星の最新画像を公開した。冥王星に広がる“ハート”型の部分を詳細にとらえており、氷の大平原が広がる様子が分かる。
画像は最接近に成功した7月14日に7万7000キロの距離から撮影された。ハート型模様(非公式に「トンボー地域」と呼ばれる)の中央下部分をクローズアップしており、氷に覆われ、割れ目が走っている。この部分には一酸化炭素の氷が確認されている。
平原にクレーターなどはなく、1億年以内にできた新しいものだと考えられている。説明は容易ではないが、表面物質の収縮によるものか、あるいは表面の対流によるものと現時点では考えているという。
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