米Microsoftは7月22日(現地時間)、企業向けメール・グループウェアサーバの次期版「Exchange Server 2016 Preview」のダウンロード提供を開始したと発表した。本稿執筆現在、日本語サイトではまだ公開されていないが、英語版は既に公開されている。
同社によると、Exchange Server 2016はOffice 365で培った技術を多数反映させた他、現行の「Exchange Server 2013」よりも33%高速になったという。
また、これまで「Outlook Web App(OWA)」という名称だったExchangeサーバのメールサービスにモバイル端末(Windows Phone/iOS/Android)からアクセスするためのアプリの名称が「Outlook on the web」に変更され、多数の新機能が追加される。
正式版の具体的なリリース時期は不明だが、Microsoftは正式版リリースまでに何度かプレビュー版をアップデートしていく計画という。8月に予定している「SharePoint Server 2016」および「Office Web App Server」のβ版リリース後には、Outlook on the webでのドキュメントコラボレーション機能も試せるようになる見込みだ。
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