Nokia、地図事業HEREをAudi、BMW、Daimlerに約3800億円で売却
フィンランドNokiaは8月3日(現地時間)、デジタル地図サービス事業HEREを独自動車大手連合に28億ユーロ(約3800億円)で売却することで合意に達したと発表した。この連合に参加するのは、AUDI、BMW、Daimlerの3社。取引は2016年1~3月期に完了する見込み。
NokiaはDaimler傘下のMercedes-Benzと2013年9月から自動運転機能を含む地図ソリューションで提携していた。独連合はこの買収で、地図データや位置情報、交通渋滞解析技術などを含む、自動運転車開発に必要な技術を手に入れることになる。
買収完了後もHEREは独立した子会社として存続し、200カ国近くに50カ国語以上で提供しているサービスも継続する。HEREのサービスはMicrosoft、Samsung Electronics、SAPなど多数の企業が利用している。
Nokiaのラジーブ・スリCEOは発表文で「このステップ(HEREの売却)で、Nokia変革の最終段階を完了した。(この変革は)まずNokia Siemens Networksを完全子会社化し、ハードウェア事業を(Microsoftに)売却し、そしてHERE売却で合意に達した。(中略)今後は(買収を発表した)Alcatel-Lucentとの統合に集中していく。これが完了すれば、Nokiaはネットワーク事業とNokia Technologiesを擁する新たな企業に生まれ変わる」と語った。
Nokia Technologiesは7月末、VR(仮想現実)向けの3Dコンテンツ撮影のためのプロ仕様のカメラを発表している。
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