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Google、ハングアウトもGoogle+から完全独立 単体Webアプリ登場

» 2015年08月19日 12時19分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは8月18日(現地時間)、統合メッセージングサービス「Hangouts(日本では「ハングアウト」)の専用Webページを開設したと発表した。こちらのページだ。

 hangout 1 新しいハングアウトのページ

 ハングアウトは、当初はGoogle+のビデオチャット機能だったものが、2013年のGoogle I/Oで統合メッセージングサービスの名称に再定義された。モバイルおよびChromeアプリはあるが、PCで利用するにはこれまではGoogle+あるいはGmailを開くか、Chromeアプリを利用する必要があった。また、Gmailとは別の同社のメールアプリ「Inbox」にはハングアウト機能はない。

 これが、Webブラウザで直接開けるようになった。もちろんChrome以外のWebブラウザでも利用できる。

 使い勝手はGmailから利用する場合とほとんど変わらないが、連絡先リストが大きく表示され、壁紙として自動的にランダムに写真が表示される。

 hangout 2 最初にWebページを開くと表示されるメッセージ。このあと機能説明が続く

 Google+を統括するブラッドリー・ホロヴィッツ氏は7月、Google+のソーシャル体験にとって重要ではない機能を他のサービスに移行すると予告した。ただ、これはGoogle+の終焉を意味するのではなく、Google+にはソーシャルな新機能を追加していくともしていた。

 ハングアウトと競合する米Facebookのメッセンジャーでも、4月に単体Webアプリが使えるようになっている

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