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不倫サイト「アシュレイ・マディソン」に女性はほとんどいなかった? 情報流出であらわに

» 2015年08月27日 14時29分 公開
[ITmedia]

 カナダに拠点を置く不倫サイト「Ashley Madison」がハッキング被害に遭ったことに関連し、流出した情報からさまざまな分析が行われている。米ブログメディアのGIZMODOによると、同サイトのデータベースに登録されている女性会員のほとんどは“偽物”で「実際にサイトを使った形跡がなかった」という。

photo ハッキング被害に遭ったAshley Madison

 ハッカー集団が公開した公式情報によれば、同サイトには約3100万人の男性会員と約500万人の女性会員がいるとされていた。しかしデータを詳しく分析した結果、女性アカウントの多くは運営会社内で作られたとみられるテストアカウントで、実際にサイト上でメッセージ確認やチャットを行った女性ユーザーはわずか数千人しかいなかったという(男性は数百〜数千万人が使っていたという)。

photo サイトから流出したとみられるファイルなど(出典:TrustedSec

 「Ashley Madisonは、数千万人の男性たちが実在しない女性のためにメールを書き、チャットをし、金を費やすだけの場所にすぎなかった」――とGIZMODOは伝えている。

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