中国Xiaomi(小米科技)は10月19日(現地時間)、パーソナルモビリティ「Ninebot mini」を発表した。中国で11月3日に発売する。価格は1999元(約3万8000円)。
Xiaomiは4月、パーソナルモビリティを開発する中国Ninebotが米Segwayを買収した際、米Sequoia Capitalなどとともに総額8000万ドル出資し、Ninebotを“Mi Ecosystem”の一員に迎えた。
Ninebot miniは、Segway(2006年の日本での販売価格は約88万円)と異なり、ハンドルがなく、足で操作する。最高速度は時速16キロで、1回の充電で22キロ走行できる。重さは12.8キロで車のトランクに積んで運べるサイズだ。
専用アプリ(明記されていないが恐らくMIUIプラットフォーム向け)でリモートコントロールも可能。発表イベントではレイ・ジュンCEOがペットボトルを載せた無人のNinebot miniをスマートフォンでコントロールして見せた。
中国以外での販売については発表されていないが、フランスのNinebotがYouTubeで動画を公開しているので、欧州でも販売するようだ。
Xiaomiは、中国のスマートフォン市場で米Appleと首位を争うメーカー。スマートフォンの他、ウェアラブル端末やバッテリー、ヘッドフォン、4Kテレビなども手掛けている。スマートフォンは中国とインドでしか販売していないが、5月に米、英、仏、独でオンラインストアを試験的に開設し、世界進出を狙っている。
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