米New York Timesは10月20日(現地時間)、米Googleとの提携により、仮想現実(VR)コンテンツ提供プロジェクト「NYT VR」を立ち上げたと発表した。11月5日にAndroidおよびiOS向け専用アプリを各アプリストアで無料公開し、第一弾の360度動画を11月の最初の週末に提供する計画。
NYT VRアプリは、VRコンテンツを手掛ける米IM360との協力で製作した。
このプロジェクトで、購読者に100万個以上のGoogle Cardboardビューワ(スマートフォンをはめ込んで使うゴーグル)を無償で提供する。
最初のコンテンツは、VRコンテンツプロバイダーのVrseが製作する難民の子どもに関するドキュメンタリーになる。視聴者は、南スーダン、ウクライナ、シリアの3人の難民の子どもの日常生活を仮想体験する。
New York Timesは、Googleが運営するYouTubeの「YouTube 360チャンネル」でもVRコンテンツを公開している。
NYT VRのコンテンツには、VRの広告が表示される。最初のスポンサーは米GEと独BMW傘下のMINIで、それぞれがVR動画広告を用意している。
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