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Twitter、複数のツイートをキュレートしてWebサイトにエンベッドするツール群を発表

» 2015年10月22日 12時20分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Twitterは10月21日(現地時間)、米サンフランシスコで開催の年次開発者会議「Twitter Flight 2015」において、ツイートを検索・収集・編集してWebサイトやアプリにエンベッドするためのツール群を発表した。

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 同社は7日、Twitter上の様々な話題をTwitterがキューレーションして表示する「Moments」を発表しており、今回発表したツールはTwitterがMomentsのキュレーションで使っているものを含む。

 ツイートは2010年からWebページにエンベッドできているが、従来はTweet IDを1つずつ貼っていくしかなかった。

 これが、新しい「Collections API」により、複数のツイートを1つの「Collection ID」にまとめられるようになった。

 TweetDeckやCurator(Twitterが招待制で提供しているキュレーションツール)の他、ScribbleLiveやWayinなどのサードパーティー製ツールがCollections APIをサポートしており、これらを使うことで、テーマに沿ったツイートを探し出し、1つのストーリーに編集し、Webサイトやアプリにエンベッドできる(エンベッド方法はこちら)。作成したストーリーはエンベッド後も、これらのツールで更新できる。

 publish 2 Collections APIをサポートするサードパーティー

 この方法でエンベッドしたストーリーは、Webページやモバイル端末のディスプレイに最適化して表示される。

 同社はまた、Twitterのコンテンツをエンベッドをより簡単にするための「publish.twitter.com」も発表した。作成したストーリーのCollection IDをこのページにペーストすると、Webページにペーストするだけでストーリーをエンベッドできるスニペットができる。

 publish 3 publish.twitter.com

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