米Facebookは12月3日(現地時間)、8月にセレブオンリーで公開したライブ中継機能「Live(日本では「ライブ動画」)」を一般ユーザーにも使えるようにすると発表した。まずは米国の一部のiOSユーザーから利用できるようにしていく。
Liveは、米Twitterの「Periscope」のように、ニュースフィードにリアルタイムの実況動画を投稿できる機能。公式Facebookアプリの1機能として提供する。Periscopeと異なり、動画は初期設定で投稿後も消えずにニュースフィード上に残る。
Liveを使えるようになると、投稿画面に後光を背負ったようなアイコンが表示されるようになり、これをタップして表示する画面で投稿のタイトルを入力して「Go Live」ボタンをタップすると撮影が始まる。
中継中、配信者の画面には投稿を見ている友だちからのコメントが表示され、こうしたコメントに(撮影しながら)1タップで「いいね!」を返すこともできる。
同社はまた、端末のカメラロールに保存されている写真を撮影場所や日時に基いて自動的にまとめる「コラージュ」機能も発表した。米Googleの「フォト」にも似たような機能があるが、フォトはクラウド上の写真をコラージュする。まずiPhoneアプリで同日使えるようになった。Androidアプリでは来年利用できるようになる見込み。
ニュースフィード上部の「写真」をタップして画面上部にコラージュが表示されれば、これの「プレビュー」をタップすることでコラージュを閲覧できる。ドラッグ&ドロップでレイアウトを変更したり、不要な写真を削除することも可能だ。編集したらタイトルを付けてタイムラインに投稿できる。
また、投稿の種類が増えてきたことを踏まえ、モバイルからの投稿のユーザーインタフェースを変える計画についても発表した。
ニュースフィード画面の上部に「What's on your mind?」と表示されるようになり、これをタップするとどのような書式(テキスト、写真/動画、チェックイン、フィーリング、ライブ動画)の投稿をしたいのかを選ぶプルダウンメニューが表示されるというデザインだ。このデザインなら、今後さらに投稿の種類が増えても対応できるだろう。
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