米Facebookは10月29日(現地時間)、「スライドショー動画広告」を発表した。7枚までの静止画を最長15秒間で次々に表示させる形式の動画広告で、ネット接続環境が悪い地域での効果的な広告表示を目的に開発したもの。
動画広告の約5分の1のファイルサイズで、「動画のようにダイナミックにブランドストーリーを発信できる」としている。
ヘルプには「動画制作の煩わしさや費用といった問題を抱えることなく、高品質の動画を簡単に作成したい広告主に適しています。また、スライドショー動画広告は、特にモバイル接続の速度があまり高くない国で、ローエンドのデバイスを利用している人を対象にブランドキャンペーンを開始または拡張する場合にも利用できます。」とあるが、日本でも利用できる。
スライドショーには自前の画像だけでなく、Shutterstockのライブラリの画像を使うことも可能だ。
音声は出ないので、画像にテキストでコピーを書き込む(キャプションも付けられる)。同社の広告作成ツールAds Createで簡単に作成できる。スライドショー動画広告は動画広告と同様にニュースフィード上で自動再生される(ループ再生はしない)。
米Coca-Colaがケニアとナイジェリアでスライドショー動画広告を配信した結果、2500万人にリーチし、ケニアでの広告認知度が10ポイント向上したという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR