レゴ エデュケーションは1月19日、小学校向けにプログラミングを学べる教材「レゴWeDo 2.0」を4月1日に発売すると発表した。理科の授業内容とリンクし、簡単にモデル制作やプログラミングが楽しめる。実売予想価格は2万4000円(税別)。
レゴブロックを使ったモデル制作とプログラミングが楽しめる教材。米マサチューセッツ工科大学(MIT)の協力を受け、世界中で100人以上の教育関係者に聞き取り調査や試作品テストを行い、開発した。
アイコンのドラッグ&ドロップだけで、簡単にプログラミングができるほか、文章に画像や動画を組み合わせ、発表資料を作成できるノートツールも用意する。
ソフトウェアはiPad、Android、Windowsタブレット、PC、Macに対応し、教育用プログラミング言語「Scratch」とも連動する。作成したプログラムを組み立てたモデルにBluetooth送信し、実際に作ったものを動かせる。
小学校理科の内容とリンクした「レゴWeDo 2.0カリキュラムパック」(3万8200円)には、バスケットに入った物体を引っ張るロボットを作成し、釣り合う力や摩擦などを学べる――など、40時間以上の授業で使える16のプロジェクトを含んだ完全版ソフトウェアや教師用ガイドを同梱する。小学校理科の授業で一般的に行われる「予想」「実験」「考察」「発表」「まとめ」という流れに基づき、楽しみながら学べるのが特長だ。
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