米Microsoft傘下のSkypeは1月21日(現地時間)、最新のアップデートで、ユーザーのIPアドレスをユーザーIDから割り出せなくしたと発表した。
これまでは、SkypeのユーザーIDを専用のWebサイトやツールで照会するとIPアドレスが割り出せるようになっていた。つまり、SkypeのユーザーIDが悪意ある人の手にわたると、DDoS攻撃の標的にされる恐れがあった。
Skypeがこのアップデートを発表した公式ブログのタイトルを「To our gamers: IP will now be hidden by default in latest update(ゲーマーの皆さんへ:最新更新でIPアドレスは初期設定で隠されます)」としているのは、特にオンラインゲームのプレイヤーが、ライバルプレイヤーからDDoS攻撃を受ける可能性があるからのようだ。
モバイルおよびデスクトップ版Skypeの最新版はこちらからダウンロードできる。Skypeは、この新機能を確実に有効にするために、すべての端末のSkypeをアップデートするよう勧めている。
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