Microsoftの「Cortana」にメールを“読んで”リマインダーを設置する機能追加へ
米Microsoftは1月25日(現地時間)、「Windows 10」のパーソナルアシスタント「Cortana」の2つの新機能を発表した。まずはWindows Insider Preview版の次期アップデートで追加する。将来的にはAndroidおよびiOSアプリにも追加する計画。
1つは、ユーザーのメールの内容をスキャンして、相手と何かを約束したり、予定を決めたりしたことが分かるとリマインダーのカードを作成するというものだ。例えば同僚に「今日中に新しいレポートを送るよ」と書くとそれを検知し、メール送信直後にカードのプッシュ通知で「ジェイソンにさっき送った『今日中に新しレポートを送るよ』のリマインダーを作りますか?」と尋ねてくる。ユーザーはこの段階でリマインダーを作らないこともできる。
米GoogleのInboxと同様に、オンラインショッピングサイトからの発送通知などもリマインダーにする。
メールの内容からユーザーに先回りして(プロアクティブに)通知する機能としては米GoogleのAndroid OSの「Now on tap」や米AppleのiOS 9の「Proactive Assistant」などがあるが、CortanaはNow on tapのようにホームボタンの長押しなどは必要ない。AppleのProactive Assistantにはメールの内容を読む機能は今のところない。
もう1つは、カレンダーに誰かが予定を追加し、その予定がユーザーの日常的な行動パターンから外れている場合、警告を表示するというもの。例えば朝型人間のユーザーのカレンダーに同僚から午後7時のミーティングへの招待があると警告する(時間を繰り上げてもらうよう交渉できる)。また、(既に退社後の)夜8時に上司が翌朝7時のミーティングを設定した場合も警告してくれるので、いつもより早く家を出るといった対処が可能になる。
これらの機能は設定で完全にオフにすることもできる。Cortanaにメールを読まれるのが嫌な人は、オフにしたいかもしれない。なお、MicrosoftがThe Vergeに語ったところによると、Cortanaによるメールスキャンは端末内で行われるので、リマインダーの設定を許可するまではユーザーデータがMicrosoftのサーバに送られることはないという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
2
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
3
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
4
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
5
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
6
楽天カード、本人認証をワンタイムパスワードに統一 27年2月から順次
-
7
ANAの予約情報に不正アクセス、JALと同じ委託先経由で 個人情報をのぞき見た痕跡も
-
8
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
9
渦中のGMO、熊谷代表の発信は“火に油”か? 「経営トップが自ら広報」の功罪
-
10
Apple、初のタッチ対応「MacBook Pro」発表 新型OLED搭載、国内価格は49万9800円から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR