闘会議で注目を集めたのは、最新のタイトルだけではない。レトロゲームエリアには、横幅約2メートルの巨大なコントローラーが登場し、開場直後から長蛇の列ができていた。
往年の漫画「ファミコンロッキー」を思わせる巨大コントローラーは、両手を伸ばしてようやく十字キーとボタンに手が届く――というありさまで、見慣れたはずの「スーパーマリオブラザーズ」の1-1ステージに苦しむ挑戦者が続出。「マリオは久々にプレイしたが、コントローラーが違うと全く別のゲームに思えた」と楽しんでいた。
「Atari2600」「ファミリーコンピュータ」「PCエンジン」「メガドライブ」など、往年のゲーム機を試遊できるコーナーのほか、コメントを書き込める巨大な年表も設置され、古き時代の名作に思いをはせる来場者も少なくなかったようだ。
100人以上のユーザーが作成に協力した「マイクラ大運動会 〜俺たちの新国立競技場〜」、戦車目線で操縦できる「VRラジコン戦車バトル」、11対11で向き合った22台の筐体(きょうたい)を使った「リアルサッカーゲーム」など、現実世界と融合した企画ブースも充実。自作ゲームエリア、アナログゲームエリア、コスプレエリアなど、老若男女が楽しめるエリアも話題を集めた。
早くも「闘会議2017」の開催も決定。来年2月11〜12日に今年と同じ幕張メッセで開かれる予定だ。
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