LINEと連携したパズルゲーム「LINE POP」のゲーム内アイテムをめぐり、資金決済法違反の疑いが浮上したという報道に、LINEが真っ向から反論――こんなニュースが飛び込んできた。
LINE POPは2012年に公開されたスマートフォンゲームだ。公開当初、毎日のようにやり込んでいた記者は、このニュースで久しぶりにLINE POPを思い出し、「また遊んでみよう」とアプリを再ダウンロードして驚いた。当時はなかったさまざまな機能が追加され、“別物”になっていたのだ。
LINE POPは、「LINE GAME」の第1弾タイトルとして12年11月にデビューし、公開から12日で1000万ダウンロードを超えるという大ヒットを記録した。
7×7のマスに入った絵柄を上下左右に動かし、同じ絵柄を縦横に3つそろえると消えるという単純なパズルゲーム。操作もルールも簡単で、LINE POPで初めてスマートフォンゲームで遊んだという人も少なくなかった。
LINEの友人とスコアを競い合えるため、友人に負けまいとやり込んでしまう“ソーシャル”な側面もヒットを後押し。有料のゲームアイテムなどいわゆる「課金要素」が少なかったことも遊びやすさの一因だった。
当時、記者は暇をみつけてはLINE POPで遊んでいた。電車移動中にも集中してプレイしてしまい、電車を3回乗り過ごしたと記事で告白している。恥ずかしい。
だが、ブームは長くは続かなかった。記者のTwitterを振り返ると、12年12月10日には「週を追うごとにLINE POPの参加者が減ってる」と書いており、13年1月を最後にLINE POPへの言及がなくなっていた。ユーザー全体の傾向も同様だったようだ。Googleトレンドを見ると、LINE POPの検索人気度は12年12月がピーク。その後急速に人気を落とし、14年にはリリース前とほとんど変わらない状態にまで落ち込んでいる。シンプルなゲームだけに、ある程度遊ぶと飽きてしまった人が多かったのかもしれない。
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