小学館は5月18日、国語辞典「大辞泉」に掲載する言葉の意味や新語をネットユーザーから募集する「あなたの言葉を辞書に載せよう。2016」キャンペーンを開始した。優秀作品は「大辞泉」デジタル版に収録する。
2013年にスタートし、4回目となるキャンペーン。今年は「夢」「宇宙」「歌」「個性」「子育て」「上司」「昭和」「情報」「癒やし」「コンビニ」の10の言葉の語釈(意味)を募集する。
1つの言葉に対して10〜20、合わせて100〜200の語釈を編集部が選出し、実際に収録する予定。昨年は「スマホ:我々を操っているもの。人間リモコン」「心:世の中で一番売ってはいけないもの」「アイドル:昭和では高嶺の花。平成では路傍の石」――などを優秀作として採用した。
新企画「大辞泉が選ぶ新語大賞」も開催し、辞書に載っていない新しい言葉や、辞書とは違った意味で使われている用例を、特設サイトとTwitterで募集する。採用する言葉を編集部が毎月発表し、選ばれた新語は17年4月の改訂時に「大辞泉」デジタル版に収録する。
三省堂「漢辞海」の辞書アプリが登場 iOS 9最新機能にも対応
「大辞泉」アプリ無料化が終了 “ソシャゲ風課金”に挑戦も収益につながらず
無課金でも機能制限なし──「大辞泉」アプリ無料化、“ソシャゲ風”課金モデルへの挑戦
「りんな VS. Wikipedia」しりとり対決の行方は――“集合知の頂上決戦”が話題に 作者は高校生プログラマー
英オックスフォード辞典の“今年の言葉”は初の絵文字(うれし泣きの顔)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR