米Microsoftと中国Xiaomi(小米科技)は5月31日(現地時間)、モバイル端末での提携を拡大したと発表した。
この提携拡大は、クロスライセンス契約およびXiaomiによるMicrosoftの特許買収を含む。具体的な特許については公表されていないが、米Wall Street Journalによると、Xiaomiが約1500件のMicrosoftの特許を買収したという。それらの特許には、音声コミュニケーション、マルチメディア、クラウドコンピューティング関連の特許が含まれるとWall Street Journalは報じた。
クロスライセンスは、韓国Samsung Electronicsや台湾HTCなどがMicrosoftと契約しているAndroid関連の契約と同様のものとみられる。
また、この提携の下、Xiaomiは自社のAndroid端末に「Microsoft Office」および「Skype」をプリインストールする。
両社は2015年3月、Xiaomiの「Mi 4」に「Windows 10」のROMパックをリリースする提携を発表した。今回の発表はその提携を拡大するというものだ。
Microsoftは既に20社以上のメーカーとの提携で、Android端末にOfficeやSkypeをプリインストールさせている。
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