ポケモンは6月16日、「ポケットモンスター」シリーズの最新作となるスマートフォンゲーム「Pokemon GO」(iOS/Android)と連携した専用デバイス「Pokemon GO Plus」を、7月末に3500円(税別)で発売すると発表した。Pokemon GOの配信スケジュールは明らかにしなかったが、Pokemon GO Plus発売より前になる見通しだ。
Pokemon GOは、位置情報ゲーム「Ingress」を開発・運営するNiantic Labsと協業し、位置情報を活用しながらポケモンをゲットしたり、交換やバトルが楽しめるゲームで、現在、ユーザー限定でフィールドテストを行っている。
専用デバイスPokemon GO Plusは、スマホ画面を見ていない時もPokemon GOで遊び続けられる端末。モンスターボールのデザインをあしらったしずく型で、真ん中に丸いランプを装備。胸ポケットに着けたり、バンドで腕に巻いて着けられる。
Bluetooth Low Energyでスマホと連携し、振動とランプでゲーム情報を知らせる。近くにポケモンが出現するとランプが緑色に点灯して振動し、ボタンを押すとポケモンをつかまえられ、捕獲に成功するとランプが虹色に、失敗すると赤く光る。さまざまなアイテムをゲットするためにも使え、親のスマートフォンにつないで子どもが遊ぶ――といったことも可能という。
米国で15日(現地時間)に行われた「E3 2016」のセッションでポケモンの石原恒和社長は、「Pokemon GOの配信は、Pokemon GO Plus発売より前でないといけないので、みんなで頑張って間に合わせたい」と話し、7月末までにアプリの配信を始めることを示唆した。
Pokemon GOでは、スマホカメラで野生のポケモンを撮影でき、スマホ本体に保存できる。楽曲は、ポケモンシリーズのディレクターとして楽曲を制作してきた増田順一氏が手がける。
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