ソフトバンクグループは6月21日、代表取締役副社長のニケシュ・アローラ氏が代表取締役と取締役を任期満了に伴い退任すると発表した。
アローラ氏は孫正義社長の後継者と目されていたが、孫社長が当面トップとして指揮を執り続ける考えだったのに対し、アローラ氏は数年のうちに孫社長に代わってトップに就任する意向だったという。この両者の「時間軸のずれ」を解消できず、「次のステップ」に進むことになった──と説明している。
22日に開く定時株主総会を経て正式に退任する。
アローラ氏はGoogle幹部などを経て2014年9月、ソフトバンク米法人のCEOなどとして同社グループに入り、昨年6月から現職。
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